東京発 のんびり ゆったり 気まま旅
東京から新幹線で数時間。 私と彼の週末旅行をご紹介します。
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今日は、CMでおもしろそうだな、と思っていた『スノーホワイト』を見てきました。


映画館内での予告では、別の白雪姫ベースの映画の予告も。
肌荒れのCMも白雪姫登場だし、最近は白雪姫流行りなんでしょうか。


『スノーホワイト』公式ホームページ 


スノーホワイトあらすじ


マグナス王が死んで、女王ラヴェンナの統治に変わると平和な国は荒廃し、世は乱れていった。女王は永遠の美と若さに執着し、毎日鏡を眺めてはこう問いかけていた。「鏡よ、鏡。この世でいちばん美しいのは誰?」 「もちろん女王様です」。しかし、ある日、鏡はこう言った。「この世でいちばん美しいのは女王様ですが、やがてあなたよりも美しい娘が現れます。その時、娘の心臓を食べれば、あなたは永遠の美と若さを手に入れ、不死身となるでしょう」その娘が自分の継娘スノーホワイトと知った女王は、彼女を城の塔へ閉じ込めるが、スノーホワイトは塔から脱出し、深い森の奥へとひとり逃げ込んだ。
(TOHOシネマズWEBサイトより)


『スノーホワイト』の感想を一言で言えば、CMで期待した映画のあとは、だいたいこんな気持ちになるなあ、という感じ。不完全燃焼です。


物語の前半は長く、あっけなく終わってしまいました。

登場人物の背景描写も、中途半端で、物語に深みがないような。


気にならない人もいるとは思いますが、リアルでグロテスクな場面も結構ありました。


すっきり爽快感も少なく、観終わった後は、いろいろ疑問も残りました。


総じて、CMでおもしろそうだと期待した映画で、期待をうわまったことってあまりありませんが、『スノーホワイト』も例外ではなかったです。
まあ、こんなもんでしょう。


白雪姫の別ストーリーがあったら、見てみたい、という純粋な動機で見るのが、おススメです。


『スノーホワイト』のストーリー


ネタバレ含みますが、勝手に思い起こすストーリーのあらすじをご紹介します。


スノーホワイトの誕生


昔々、ある王国に、王と王女に望まれて生まれた、女の赤ちゃん。
スノーホワイトと名づけられました。


スノーホワイトは、公爵の息子ウィリアムと幼馴染で、一緒にたくましく遊びまわり、国民からも愛される女の子。


異国の侵入


そんなあるとき、スノーホワイトの生みの母である王女が亡くなります。
妻を愛していた王は、ひどく悲しみ、落ち込みます。


その隙を狙って、謎の軍隊が攻め入ってきたとの知らせが。
王を先頭に、騎馬隊の大軍を率い、謎の軍隊を蹴散らします。


不思議なことに、謎の軍隊に切りかかると、兵士は鋼のような真黒な金属となり、粉々に崩れてゆくのです。


王はすぐに勝利をおさめます。


家来から、捕虜を捕まえたと聞いた王は、捕虜と対面。


それは、ひどく怯えた美しい女性、ラヴェンナ。
王は、ラヴェンナの虜になります。


すぐにその捕虜のラヴェンナを王女に迎えます。


王の殺害


盛大な結婚式の夜、初夜を共にする王。
王がラヴェンナの身体に愛撫を始めると、ラヴェンナは「以前は別の国の王女に迎えられたが、別の美しい女が現れ捨てられた、男は女を利用するだけ、今度は自分が王を利用し、王座を奪う」とつぶやきます。


すると、王は「俺に何をしたのか!」と叫び、もだえ苦しみ始めます。
体に毒が塗ってあったようです。


王女は王の上に馬乗りになり、心臓に剣を一突き。

王はあっけなく絶命。


王女は、城を開門し、弟率いる謎の軍隊を招き入れます。


一方、騒がしい音に目を覚ましたスノーホワイト。
まだ幼い少女です。


王の寝室に行くと、剣を突きたてられ絶命している父が。
そこへ王女が兵を引き連れ、戻ってきます。


逃げるスノーホワイト。


城内は兵士同士のひどい戦いになっています。
ウィリアムと逃げるスノーホワイト。


ウィリアムは父の公爵と馬で、スノーホワイトは兵士と馬で走りだします。


しかし、その兵士が矢で撃たれ落馬、スノーホワイトも地面に落ちてしまいます。
そのとき城門が閉められます。


ウィリアムは父と間一髪で門を出ますが、スノーホワイトは、「置いていかないで!」と叫び、ウィリアムは助けに戻ると父に懇願。
しかし、姫は兵士に捕らわれ、公爵はやむなく逃げることを選択。


美しく成長したスノーホワイト


姫はそれから、城へ幽閉されます。
石の塔のてっぺんの暗く寒い牢です。
大人になったスノーホワイトはやつれ、石を打ち付け、なんとか火を起こしています。


そんなとき、離れた牢に若い女性が連れられてきます。
公爵の家に向かう途中だったと。


ウィリアムの安否を尋ねますが、それは知らないと言います。
皆殺しだったと聞いていたのに、姫が生きていることに女性は喜びます。


一方、王女の支配で、木々は枯れ、人びとは飢え、いがみ合う世に。
王女はその血に魔力が宿っており、魔力である美しさを追い求めています。


若さと魔力を保つために、若い女性から若さを吸い取っています。
牢に連れてこられてきた女性も王女の前に連れ出され、若さを吸い取られ、老婆になりました。


しかし、王女は、自分が歳をとり、美しさも魔力も落ちてきたことを恐れ、不安に駆られています。
王女を支える魔法の鏡は、世界で一番美しいのが王女であるのは今日限り、少女が美しく成長し、力が増したと告げます。
その少女とはスノーホワイト。
しかも、スノーホワイトは、王女を滅ぼす力と救済する力を持ち、スノーホワイトの心臓を得れば、永遠の若さと力を手に入れられるというのです。


王女は、すぐに弟にスノーホワイトをここに連れてくるよう命じます。


塔からの脱走


弟がスノーホワイトの牢に入ります。
スノーホワイトは寝たふりをし、くぎを隠し持っています。


ベッドに腰掛け、いやらしく触る王女の弟のすきをつき、くぎで顔をひっかき、牢を逃げ出します。
追いかける兵士をふりきり、暗い下水道から、海へ抜けます。


城は、満潮時は海に囲まれる立地。


日本海のような荒波の海に飛び込み、浜へたどりつきます。
運命の導きか、浜辺には白い馬が。


白馬にまたがり、颯爽と駈けだします。


死の森へ


しかしすぐに追手が。
カーチェイスならぬ、ホースチェイス?


町を抜け、荒野を抜け、うす暗く霧の立ちこめる「死の森」と呼ばれる場所へ。


白い馬は沼地に足を取られ、スノーホワイトは投げ出されてしまいます。
スノーホワイトは走って森を駆けます。


追手の兵士たちも沼地へ。


スノーホワイトは、枯れた木々から湧き出る虫や蛇、襲いかかる木々に翻弄され、やがて気を失います。


兵もスノーホワイトを見失い、城に戻ります。


王女は、弟を責め立てます。
なんとしても、スノーホワイトを連れ戻すよう命じます。


「死の森」に詳しいと、飲んだくれの男、エリックが、無理やり王女の前に連れてこられます。
死の森は、生きて帰ることのできない恐ろしい森だといいます。


王女は、詳細を明かさず、若い女を死の森で探せ、探さなければお前をこの場で殺す、探せば死んだ妻を生き返らせようと約束します。


王女の弟と数人の兵士とともに、エリックはスノーホワイトを探し出します。


スノーホワイトを人質に、男は、ここで妻を生き返らせろと王女の弟に詰め寄りますが、弟は、王女に魔力はあるが、死人を生き返らせることはできないと男に吐き捨てます。


死の森の果てを目指して


男は弟に襲いかかり、スノーホワイトと二人の逃走が始ります。


一方、姫を見捨て逃げたことを悔やみ続けるウィリアムは、一部の住民を率いてゲリラとなり、王女の兵を襲う日々を送っていました。
そんなとき、殺されたと思っていた姫が生きていて、死の森へ逃げ込んだと知ります。


公爵である父は、一人息子も貴重な兵も、死の森で姫を探す危険にはさらせないと諭しますが、ウィリアムは、二度と姫を見捨てないと、身元を隠し、単身、王女の弟率いる追手に、弓矢の名手として加わります。


死の森の幻覚に襲われながら、逃げるスノーホワイトと男。
森を抜けると、トロールが潜んでいました。


恐ろしいトロールに男は叩き潰されそうになりますが、スノーホワイトが「やめて!」と叫ぶと、動きを止め、スノーホワイトをじっと見つめた後、おとなしく去っていきます。


死の森の果て


さらに進むと、湖に。
そこで、「森を抜けてきたのは何者か?」と、異国風情あふれる婦人たちが小舟で待ちうけていました。


王女から逃げてきたと言うと、湖畔の村へ連れて行ってくれました。
村には、女と子どもばかり。
男はみな戦争にいっていると言います。


また、みな、顔にひどい傷があります。
王女から身を守るために自分たちでつけたといいます。


男はそこで、助けた女が、亡き王の娘、王国の姫だと知ります。
自分に関わると、姫に危険が及ぶと考えた男は、夜こっそり立ち去ります。


しかし、すぐに村が焼き討ちに。
追手が来ていたのです。


女たちは船で湖に逃げますが、何人も兵士の手にかかってしまいます。


男は立ち上る火の手を見てすぐに引き返し、姫を探し出し共に森へ逃げ入ります。


小人との出会い


しばらく進むと、待ち伏せていた追いはぎにつかまり、逆さづりにされます。
8人の小人たちでした。


2日間も張っていたのに、エリックらに持ち金もないことに、今の王女になってからの世を嘆き、不満をもらします。
男は串刺し、女は逆さづりにしたままにしようと話し、立ち去ろうとします。


スノーホワイトは、自分たちが追われる身で、追手が来ていることを訴えますが、聞く耳をもってもらえません。


そこで、スノーホワイトは、自分は先の王の娘だと明かします。
みな信じませんが、みなを率いる雰囲気の一人が、「間違いない、そうだ」とはっとします。


そこに、追手の声。


急いで二人を降ろし、逃げ出します。


サンクチュアリでの一夜


小人は洞窟を抜け、緑豊かな妖精の住む不思議な森「サンクチュアリ」へ。


森をしばらく進み、小人たちは、もう安心だ、ここで夜を明かす、と丸太の並ぶ場所に腰をおろします。
そこは、屋根はありませんが、小人の住処のようです。


小人と、スノーホワイト、エリックは、共に飲み明かし、踊り、語り合います。
姫を疑うほかの小人たちも、せきや痛風なども病が癒え、次第にスノーホワイトが本物の姫であること、信頼するに足る人物だと感じるようになります。


翌日、目を覚ました姫は、妖精の誘いに導かれ、一人、森を進みます。
小人たちも、目を覚まし、そっと後を追います。


待っていたのは、泉の上に立つ、真っ白く、大きな牡鹿の姿をした森の守り神でした。
姫が頬に触れると、牡鹿がおじぎします。


小人たちも、それを後ろから眺め、ますます姫に心寄せます。


そこに、牡鹿の首に矢が刺さります。
ここまで、追手が来ていたのです。


姫をかばって逃げる小人たち。
いくつかに分かれて逃げます。


エリックは、王女の弟と一対一の対決となります。
弟は、エリックを追い詰め、エリックの妻のように死ねと言います。
弟は、昔、エリックがいない間に、その妻を殺していたのです。
エリックは、弟の後ろにするどく真横に付き出た幹を見つけ、弟は突き刺します。


弟は串刺しになりますが、「姉が俺を殺すはずはない」とつぶやきます。


そのとき王女は城で、椅子から転がり落ち、床の上でうめきのたうちまわります。
姉は恐らく弟の死と精気を奪うほどの魔力を使うことを天秤にかけ、弟の死を選んだのでしょう。
弟は遠のく意識の中でそれを知って絶望し、絶命します。


スノーホワイトにも射手が迫り、弓矢が射られます。
昨晩、共に踊った小人が、スノーホワイトをかばい、倒れます。
そこへ、ウィリアムが。


ウィリアムが追手を撃ち抜きますが、小人はそのまま息絶えます。


りんご


ウィリアムとエリック、スノーホワイトと小人の7人は、ウィリアムの城、公爵のところへスノーホワイトを送り、国民に決起を呼びかけるため、そそり立つ山々を進みます。


雪山で一夜を明かす一団。
スノーホワイトは一人目を覚まし、林を歩きます。


そこにウィリアムが後を追います。
スノーホワイトは、自分はどうしたらいいのか、自分に何ができるのか不安を打ち明けます。


ウィリアムは、昔から自分は君の言いなり、仰せのとおりだと言い、また、君を連れて遠くに行ってしまいたいとも言います。
スノーホワイトはウィリアムと見つめ合い、二人は口づけします。

ウィリアムはリンゴを取りだし、スノーホワイトに手渡します。
受け取ったリンゴを一口かじるスノーホワイト。


急変する表情。


りんごは手から落ち、針にびっしりと覆われます。
愛は裏切るとウィリアムは語り、王女の姿に変わります。


スノーホワイトがいなくなったと気付いたエリックは、ウィリアムを起こし、探しに出ます。


そこで、王女の横で仰向けに横たわり、目を見開き苦しむ姫を見つけます。
王女に襲いかかりますが、王女はカラスに姿を変え、飛び立ちます。


スノーホワイトの死


ウィリアムは姫を胸に抱えますが、姫は絶命。
泣き崩れたウィリアムは姫に口づけますが、物語のように目覚めることはありません。


一行は目的の公爵の城に着きますが、悲しみに包まれる城と集まった民衆。
皆うなだれています。


真っ白な服に身を包まれ、ベッドに横たわるスノーホワイト。
エリックは、妻も守れず、さらにスノーホワイトも守れなかったことを詫び、口づけして部屋を去ります。


城では、姫の遺志を継ぎ、決起しようと言うウィリアム。
公爵はここでも首を縦にふりません。


スノーホワイトの復活


そこへ、スノーホワイトが現れます。
まず、公爵に、王旗を掲げ王女を倒すよう命じます。
そして集まっている民衆に、自分と立ち上がるよう切々と呼びかけます。


その晩、甲冑に身を包んだ姫を先頭に、王女を倒すため、騎馬隊が公爵の城を出ます。


決起


夜も明け、王女の城に近付く騎馬隊。


浅瀬を駆け抜ける騎馬隊。
城では、忍び込んだ小人たちが、兵士を倒し、門を中から開けます。


城内は、敵味方入り乱れる大乱闘に。
城の上層にいる王女を見つけたスノーホワイトは、一人城をのぼります。


それに気づいたエリックとウィリアムは、兵士を何人か連れ、姫を追います。


王女との対決


王女と対面したスノーホワイト。


剣で襲いかかりますが、王女は強く、剣を何度もかわし、スノーホワイトは床に転がり倒れます。


スノーホワイトを追ってきたエリックたちには、王女が魔力で作りだす、黒い鋼の兵士が形を変え、次々に襲いかかります。
鋼の兵士は、切りかかってもすぐにまた結集し、次々に兵士は倒れていきます。


その様子を、スノーホワイトに見せる王女。
そして、ついに王女は姫の心臓を取ろうとつかみかかります。


そこで、スノーホワイトが、剣を王女の心臓に突き刺します。


「血が魔力を消すのです」とスノーホワイト。


鋼の兵士は消え、王女は見る見るうちに老婆になり、絶命。


場面は変わり、姫が王女となる即位式。
今までに登場した人々が一人一人映し出され、壮観たる様子です。
最後に、エリックが会場に入り、そこでエンドロール。


こうして、物語は終わりを迎えました。


私の勝手な感想


ストーリーの途中・途中に、かなり疑問の残る展開でした。
伏線との絡みも、どうも納得できず…


映像の感想


とりあえず、まずは映像の感想から。


聖なる森「サンクチュアリ」の様子は、宇多田ヒカルのPVにかなり似ていました。
蝶が花になったり、キノコに目があったり。
サンクチュアリが、こういうものなのは、通説なのでしょうか。


その後現れる牡鹿は、現れた場所が泉の上で、後方には大きな木があること、その姿や構図などが、「もののけ姫」で傷を癒されるアシタカと森の神のよう。


また、王女の顔の変化。


ストーリーでは、「魔力=若さ」、魔力の程度や減り具合が見た目の若さでわかるようになっており、時が経つたび、また魔力を使うたび、老けこんでいきます。


しかし、若い女性の若さを吸い取ることで、その都度顔が美しく若返るという、映画を通して徹底して映されるその顔の細かな変化は、まるで、「ハウルの動く城」のよう。


映画スタッフの映像へのこだわりは、ここかな、と思ったのは、以下のところです。
・魔法の鏡が金属がどろどろに溶け出て人の姿となり予言をする様子
・鳥の死がいを切り裂き、王女が指で鳥の心臓を食べる様子
・死の森でのおどろおどろしい虫や恐ろしい生物が襲いかかる描写
・王女が化けるカラスの羽などの質感


ただ、あまりにグロテスクな描写が多く、私自身は多くは目を伏せていました。


中途半端な登場人物の背景描写


物語全体については、それぞれの登場人物の生い立ち・背景などの描写が物足りず、深みがないという印象。
伏線の回収も、いまいち。


王女の生い立ちに関する苦悩が、小出しに回想され、魔法の鏡も、スノーホワイトが王女を救済する力も持つといった意味深な言葉に、最後の対決を興味深く観たのですが、普通に剣を心臓に突き刺して終了。


王女は、生きるという苦しみから解放されたという余韻が残されますが、それは、スノーホワイトだけがもつ、王女を救済する力なのか、とあまりすっきりしません。


細かく描き出された王女の苦悩が、何か別のエピソードにつながることもなく、王女は心の悲しみからこうした非道な人間となった、というだけに留まります。


ウィリアムのエピソードもそう。


子どもの頃の親密な幼馴染みの関係。(長い子ども時代の描写)
たびたび登場する、姫を見捨てた苦悩と後悔。
命を賭けて姫を守るためとった行動。
かなり詳細に描かれながら、姫とは結ばれないという一点で終わり。


エリックもそう。
自分が不在の間に妻を殺され後悔する日々。
明るくやさしい妻とスノーホワイトを重ねたと語りますが、妻のエピソードは何回かありますが、ほぼ同じことの繰り返しであまり深まりません。


小人も、かなりいい味を出しているのですが、最後の戦闘で門を開けて以降、即位式まで登場しません。


弟の苦悩も、微妙です。
王女である姉が、幼いころの母親との不遇のエピソードを強く打ち出すのに対し、弟は、現在の姉に、虐げられつつも、すべてを捧げ尽くすわけですが、弟には過去の影もなく、王女の回想と弟の苦悩がつながらず、王女との依存的な関係が、どうして築かれたのかにも、何か乖離があり、明らかにされない。


共感できない登場人物


共感できない登場人物も多かったです。


公爵は、
1.幼き姫が落馬し王女の手に落ちた時
2.姫が死の森に逃げ込んだと報せが来たとき
3.姫が死に、民衆に決起を呼びかけるか決断を迫られた時


常に、何もしないことを選びます。


観ていて、かなり不信感をもちますし、感じが悪い。
いつもウィリアムが姫を助けるよう懇願するが、なぜここまで公爵を悪く描写する必要があるのか、よくわからない。


むしろ、こんな公爵が、先代の王から厚い信頼を得ていたのか、かなり疑問。
実は、王女の手に落ちていた的な展開なのかとも思いましたが、それもなく、姫に命じられるままに兵を出し、普通に即位式を祝福。


だいたい、王もなぜ昨日会ったばかりの捕虜の女を、すぐに王女に迎えるのだろう。
なんと安易な…


物語の疑問


小人の数は、ディズニーの影響で7人だと思っていたが、8人だったのか?
映画中、何度も小人の数を数えて、なぜ8人なのか、気になってしまいました。


また、最後の王女との対決の場面。
部屋に入って、すぐに盾を放り投げるスノーホワイト。


私はてっきり、王女にとっての救済となる姫は、武力の力ではなく、命の源だという力をもって、王女の心を救済する伏線なのかと思ってしまった。
しかし、結局、王女に言葉で語りかけることもなく、武力であっけなくやられ続け、最後は剣で王女の心臓を突きさすという方法に。


その後の展開から言えば、姫は武力で王女と対決するつもりだったのだから、ここで盾を投げ捨てるのはおかしい。


さらに、王女の謎の軍隊。


当初、王の心を奪うきっかけとなった、謎の何百と言う軍隊は、鋼ででき、剣で突き刺すとボロボロと崩れ落ちるものだった。
これは、王女の魔力によって作りだされたものと思われます。


対して、最後の王女が待つ部屋での、エリックたちと鋼の兵との戦い。
鋼の兵は、王女の魔力が続く限りはいつまでも再生可能で、不死身です。
非常に強力です。


しかし、城を守る兵は、普通の人間で、別に鋼の兵ではない。
なぜ、何百も作りだせた鋼の兵を、王女の部屋だけにしか出現させないのか。


そこまで魔力が劣ったということなのか。


ただ、魔力と若さは同じという描写が何度かされており、魔力は確かに衰え速度は速くなっているが、さらに多くの女性の若さを吸うことで取り返せている風でもあった。


王女はなぜ鋼の兵士を作りださなかったのか、というのも謎だ。


そして、どうでもいいことだが、公爵の城の位置。


回想で、ウィリアムはスノーホワイトと幼馴染で、いつも一緒に遊んでいたようだった。
すると、おそらく、公爵は王の家来の中でも、特に側近。


しかも、子どもである息子が姫といつも一緒なのだから、王の城から近い場所に城をかまえていると考えられます。


しかし、王女の追手から逃げる道中で、一行は何夜も明かします。
これでは、馬で駆けても丸一日はかかるのではないか。


しかし、公爵の城を、夜に出立したスノーホワイト軍は、朝には王女の城に着く。
王女の支配になってから城を移したにしても、その地理的状況設定が、どうも腑に落ちない。


そして最後に、スノーホワイトが、王女の美しさをおびやかすほどの美しさか?ということ。
鼻は上を向いているし、そばかすだらけだし、口もへの字だし。


私は、王女の方がきれいだと思ったんだけどなあ。


あまりに、設定や時間配分が納得できなかったので、『スノーホワイト』をベースに、どうしたらしっくりくるストーリーになるのか、一部オリジナルの『スノーホワイト』を考えてみました。


映画『スノーホワイト』のちぐはぐな伏線を回収したい!
















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