東京発 のんびり ゆったり 気まま旅
東京から新幹線で数時間。 私と彼の週末旅行をご紹介します。
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テレビCMのおススメ通り、今日大切な人と見てきました


私の周りでは「これから見たい映画」として話題になっていたので、混んでいるかと思いましたが、中央の席を中心に、意外にあとはさびしい感じ

私はジブリ作品ファンですが、とてもよかったです。
未来少年コナンや風の谷のナウシカなど宮崎駿監督の初期の作品が好きですが、大人になった今の自分の感覚で見るなら、『コクリコ坂から』が一番好きかも、というくらいよかったです。


小学生くらいの子どもがたくさん観に来ていましたが、この良さは、ちょっとわからないと思いますね。
ストーリー展開の細部まで見ごたえ十分でした。


見終わって思えば。CMが手嶌葵の歌と少女が旗をあげる姿だけという、ストーリーやテーマすら分からないというのがよかったんですね。


私は、誘惑に負け、『コクリコ坂から』のWEBサイトを見てしまったので、事前に主なストーリーや時代背景を読んでしまっていました。
この映画を一番楽しむには、あらすじなどまったく事前情報がないほうがもっと楽しめたなと、少し後悔しました


ただ、これから見る人のために見どころを少し。
若干ネタバレも入っています。


ニーチェやコペルニクスなど、会話の端々で見られる当時の学生運動の中心にいた男子学生の愚直でまっすぐ社会や世界を見る目線


『always 3丁目の夕日』のような、昭和を色濃く感じる三輪自動車や路面電車や洗濯機や頑丈な自転車などのアイテムや風景


行き交う多くの船や、輝く海の水面や夜景のきらびやかさなどの景色


戦争の悲惨さと生き残った者が背負う悲しみと思い


隣のトトロのカンタのような、まだ大人になりきれない男女間のぶっきらぼうな「ん」というコミュニケーション


坂を飛ぶように駆け下りる自転車や三輪自動車、飛び降りたり駆け回ったりする人の動きの爽快感


「いい大人」がいる時代


家族を大切に思う気持ちと時が経っても色あせない友人との絆


ほろっとくる場面も、粋な展開ににやっとすることも


船の名前に、三鷹丸、梶野丸など、ジブリ美術館やジブリ製作所周辺の地名がちらほら



ここからがあらすじです。
結末まで書いているので、映画をこれから見るなら見ないほうが映画を楽しめると思います。
映画は見ないけど、結末はどうしても知りたい方のために書いています。


主人公の少女「松崎 海(うみ)」は、下宿として提供する自宅の切り盛りする高校2年生。
友達からは「める」と呼ばれ、充実した学生生活を送る。


自宅兼下宿宿には、祖母と高校1年の妹のほか、下宿する女性たちに囲まれてにぎやかに暮らしている。
母親は学校の先生で勉強のためアメリカにいるため離れて暮らす。
父親は、朝鮮戦争で亡くなる。戦艦の船長だった。


CMにも起用されているが、海は、亡くなった父を想い、今でも船の無事の帰港を願う旗を、海に向かって毎朝あげる。


ある日、高校で昼休みに親友と昼食を取る主人公は、部室が集まる古い建物カルチェラタンの取り壊しに抗議し、学校の伝統である、ため池への飛び込みをする「風間 俊」と出会う。


池に飛び込んだことで、一躍学内で時の人となった俊に憧れる妹に頼み込まれ、俊のいるカルチェラタンまで同伴する。


カルチェラタン通信で、海に向かって毎朝旗を上げる少女として書かれたことが気になりながら、成り行きから、俊が作るカルチェラタン通信のガリ版刷りを手伝うようになる。


下宿から引っ越すことになった高校の卒業生でもあるう女性の送別会に、カルチェラタン取り壊し騒動で動く高校の男子たちも呼ぶことに。


送別会の最中、俊に自宅を案内し、海の父親の写真を見せると、なぜか俊の表情が曇る。


俊の持っていた父親の写真と同じだったのだ。


兄弟だと知ってショックを受ける俊と海。
しかし、たとえ兄弟でも好きだと言う気持ちを2人は確信する。


一方、カルチェラタンは、海の提案により、女子学生や卒業生たちの全面的な協力を得て、大掃除・塗装がされ、見違えるようにキレイに!


ほこりまみれだった頃には学生の8割が取り壊しに賛成していたが、こうした協力もあり、全学生の過半数が取り壊しに反対するようになる。


こうしたなか、理事会でカルチェラタンの取り壊しが決定。


ショックを受けるカルチェラタン保存側の学生たちだが、翌日理事長に直接抗議に行き、翌々日には見学してもらえることになった。


見違えるほど素敵になったカルチュラタンや学生の思いのたけを理解した理事長は、取り壊しの撤回を明言する。


そのとき、俊に、俊の育ての父親から連絡が入る。


アメリカから帰国したばかりの海の母親が、海の悩みを聞き、俊の育ての父親に会っていたのだ。
俊の生い立ちを詳しく知るのは、海の父親の旧友だった。


俊の育ての父親は、子どもを亡くしたばかりのとき、海の父親から赤ちゃんを預かり養子にしていた。
赤ちゃんは海の父親の戸籍になっており、俊には、俊の父親は、海の親だと伝えていた。


しかし、海の父親は、戦死した友人の子を預かり、自分の子として戸籍上登録したという経緯だった。


こうして、まわりの大人たちの計らいもあり、血のつながりがないことを知った俊と海、という結末でした。



ホロホロっとくる場面もあったし、深くていい内容だったと思います。


社会について真剣に考え、意見を言うことが、恥ずかしいことのようにされる昨今、学生運動の頃の、実直で、社会に対して自分に何ができるのかを考え貫いた当時の学生に感銘を覚えます。


そして、自分も一人の大人として、長いものに巻かれ、社会に流されることなく、信念をもって生きていきたいなと思える作品でした。



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画















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