東京発 のんびり ゆったり 気まま旅
東京から新幹線で数時間。 私と彼の週末旅行をご紹介します。
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彼と『雷桜』を見てきました。


先週の『ゲゲゲの女房』に続いて今週も映画デート。


『ゲゲゲの女房』は、感想を書く気にもなれないほど、手抜きかやっつけじゃないかと思うような出来だと感じましたが、『雷桜』は、久々にに出会った合格ラインの映画でした


いつものように、もともと目当ての映画は時間が合わず、映画館に着いた時間でちょうどよいものの中から『雷桜』を選びました。


身分を超えた結ばれない恋、薄っぺらい恋愛話かと思って見ましたが、目まぐるしい展開に引き込まれました!


あらすじ


徳川将軍・秀斉の十七男として生まれた清水斉道は、母の愛を知らず心に病を抱えていた。一方、瀬田村の山で生まれ育った野性の娘・雷は、豊かな自然の中を自由奔放に駆け回っていた。雷の住む瀬田山の中腹には、落雷で根元から折れた銀杏に桜が芽をつけた奇妙な巨木≪雷桜≫があった。
斉道は、病の静養のため、家臣・瀬田助次郎の話にあった瀬田村を静養地として選ぶ。瀬田村に向かう道中、斉道は鷹を追って瀬田山に一人で入り込んでいき、美しくも奇妙な樹≪雷桜≫の下で、雷と出会う。
儚くも切ない至極のラブストーリーが動き出す――。

(TOHOシネマズWEBサイトより)


雷桜公式ホームページ
http://raiou.jp/index.html


何が良かったかというと・・・


1.ただの恋愛モノではなかった


ここ数年、大河ドラマにはまっていたので、時代劇モノのテイストが心地よかったということ。
くさくない、家族や親、まわりの人の温かさを感じるものであったこと。
一昔前の日本人の考え方に触れる機会になったこと。


2.主人公が、自分の存在をもがき苦しむ中で、居場所となる相手を見つけた


表面的な愛を描く軽い映画はうんざり。
自分の住む世界では居場所が見つからず、身分を超えてお互いが心許せる相手を見つけることができた二人。
こういう愛の形は好きです。


いろいろな過去や現在を抱えている人は多いと思うのに、映画やドラマでは表面的な悩みを抱えた人しか出てこない。
不器用な主人公にシンパシーを感じました。


3.演技が良かった


荒っぽさを全面に出す野性児のような蒼井優の役柄は、変に嘘っぽくなったりしているんじゃ、と見る前は勝手に思っていましたが、違和感なく、すっかり映画に引き込まれていました。
特に、親父さまが亡くなった時の演技など、心の一部がなくなったように嘆き悲しむ様は、こちらにずんと気持ちが伝わりました。


そして何より良かったのは、柄本明の切腹シーン。
迫真の演技。言葉通り、まさに真に迫っていました。

表情、顔色、声、動きのスピード・・・


とても現実感があった。


武士の、殿を死んでも支える覚悟が、潔さが、心意気が、やさしさが、すべてがにじみ出ていました。


これだけで、一見の価値があると思いました。


主人公が離れ離れになるシーンではなく、このシーンで、柄本明の演じた榎戸の気持ちを思って、私は泣きました。


志村けんとおねえキャラでコントをやっていた同一人物とは思えない。
柄本明の存在で、映画の格が、芯が、深みが、次元がぐっと増したと感じました。


4.最後の最後までやった


私が見て嫌な映画は、「え、なんでここで終わり?」と、含みを残したかったんだろう意図は感じつつ、変に演出で気取ったりして、微妙な中途半端さで終わる映画です。


これは、とことん最後のオチまでカバーしてくれました。


きっとそうじゃないかなと思っていた通りでしたが、気持ちが盛り上がった後は、気持ちをゆっくり落ち着けるこういった結末がいいんです。


でも、やたらだらだら長いのではない。
きれいに伏線も回収していました。


全般的によかったのですが、一つ気になったのは、お祭りのシーンのバックミュージック。
音楽の調子も合っていなかったし、音楽なしのほうがよかったと思いました。
映画を観る前に想像していた、お涙頂戴系の安易な演出。


そのほかのところはよかったんだけどなあ。


それにしても、自分的には久々の合格ラインの映画でした。
心に充実感が残るいい映画だったと思います。


今までブログで書いた映画を5つ星で評価してみました!






テーマ:映画感想 - ジャンル:映画















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