東京発 のんびり ゆったり 気まま旅
東京から新幹線で数時間。 私と彼の週末旅行をご紹介します。
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北川景子、岡田将生主演の『瞬』を見てきました。


本当は、彼は『告白』、私は『FLOWERS』が見たかったのですが、意見が割れたので、間を取って?『瞬』を見ることに。


テレビCMなどでの映画の印象は、彼が事故で突然この世からいなくなってしまった深い喪失感を、彼との思い出を辿りながら、主人公がやがて乗り越えていく映画なのかな、と思っていました。


映画のストーリーは私の思い違いで、実際は、彼と共に交通事故にあった主人公(北川景子)が、事故で失った事故直後の記憶を、事故後に知り合いとなった弁護士の力を借りながら、病院や警察などを真相を尋ねて歩き、最後には事故の記憶がよみがえるというものでした。


思っていた話とは違いましたが、ストーリー的にはありだと思いましたし、途中何度も泣きました。


上映後場内が明るくなっても、私を含め何人もの人が鼻をすすっている状況でした。


でもなんか、本ではないので読後感ではないですが、見終わった後の感覚が嫌な感じ。


こういうストーリーならこういうストーリーだと、予告で明らかにしておいてほしかった。


事故の現場は生々しくて見ていて辛かったし、事故の様子を思い出すことが本編に貫かれた軸だとわかっていたら、私は見なかったな。


もちろん、彼や彼女や家族やまわりの愛や優しさにあふれた映画だったと思います。


映画を見た後で、『瞬』の舞台挨拶の動画を見ましたが、挨拶にあったように、人によっては「見終わった後に心が温かくなる映画」だったと思います。


でも、彼は彼女をかばって死んでいったんです。

彼女は事故直後にパニックで通報もできないまま気を失っていった。


そこには、彼の十分すぎるほどの愛もあるし、あまりの悲惨な状況に何をしたらいいのかも分からなくなってしまうリアリティもある。


そのあまりの重さ。


対して、真実を思い出し彼の愛と優しさを胸に、あまりにすっきりとした表情の主人公。


それまで主人公はなんとなく、自分には意識があったけど彼を助けられなかった、という記憶のかけらに苛まれて、ずっと悔み深く悩んでいるんです。


そして明らかになった事故の真相でも記憶は正しかった。
なのに、どうしてあんなにふっきれたように爽やかな表情になれるんだろう。


心温まる映画、そんな単純な話じゃない、と感じました。


遺された人も前を向いて生きていってほしい。もちろん当然そう思います。


でも、事故直後数カ月、しかも真相が明らかになってからのあまりに軽やかな映画の展開に、私の気持ちがその早いペースにはついていけず、うまくクロージングできなかった、そんな感じです。


本当は表面的には乗り越えているように見えても、愛する人の死は何年も引きずるもの、そんな思いがあるためか、物語の節々に感じた演技や演出の違和感、クライマックスが過ぎた後の場面展開が私と合わなかった、そんな感じです。


私はハッピーエンドの話が好きなんですね、きっと。


現実にはありえないですが、誰も死んでほしくないな。


この世から交通事故がなくなればいいのに、と思いました。


今までブログで書いた映画を5つ星で評価してみました!






テーマ:映画感想 - ジャンル:映画















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