東京発 のんびり ゆったり 気まま旅
東京から新幹線で数時間。 私と彼の週末旅行をご紹介します。
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昨日から始まったばかりの「インカ帝国展」に行ってきました。
3Dでマチュピチュが見られるというCMを見て、おもしろそうだと思った「インカ帝国展」。
すごい混雑でした。


開催情報

マチュピチュ「発見」100年
インカ帝国展
会場 国立科学博物館(東京・上野公園)
会期 2012年3月10日(土)〜6月24日(日)
休館日 毎週月曜日(ただし、3月26日、4月2日、4月30日は開館)
開館時間 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)


小・中・高校生は500円
大学生・一般は1400円


インカ帝国展チケット



「インカ帝国展」公式ホームページはこちら


展示は、メインの第1会場とクイズ形式の第2会場に分かれていました。


第1会場
第1部 インカ:帝国の始まりとその本質
第2部 インカ:帝国の統治
第3部 滅びるインカ、よみがえるインカ
第4部 マチュピチュへの旅
マチュピチュへの旅 3Dスカイビューシアター


第2会場
考古学、人類学、歴史学からひも解くインカ帝国
3人の研究者の視点をヒントに、みんなで考えるインカの謎


インカ帝国展場内案内図



始まって2日目ということもあり、たいへんな混雑でした。
通路が狭いところは人が詰まっていて先に進めず、ガラス展示の前は5重くらいの人垣。


見どころの展示では、1分間で1センチくらいの進み具合でしたが、根気強く並んで、マチュピチュの展示をほぼすべて見ることができました。


これからご覧になる方も多いと思いますが、混んでいて、飛ばし見するようであれば、次の見どころは見落としされませんよう、おススメさせていただきます


1.小型女性人物像

展示が始まってすぐの展示スペース中央に、独立ガラスケースで展示。

インカでは、美人の女性は集められ、宮廷につかえたり、宮廷の織物を織ったり、お酒を造ったりしていたそうです。
その中から、神への生贄になる女性も選ばれていたそうです。


生贄になるのは、神聖と考えられていた子ども、あるいは女性だったそう。
必ず、生贄となる子どもや女性と同じ格好・服装をまとった小さな像が一緒に埋葬されたそうです。
それが、展示されていた小型女性人物像。
写真では大きさがわかりにくいですが、手のひらにのるくらいの本当に小さな像です。


生贄となった人を模しているもの、一緒に埋葬されたものだと知って、悲しい気持ちに。


2.12角の石復元模型

当時の石垣の建築技術は非常に進んでいたそうです。
研究者による説明映像の横には、実物大の復元模型があり、貴重な写真撮影OKスポットとなっています。
(展示品のほとんどは撮影禁止です)
大きな石を削っていく作業が映像に収められています。


3.ミイラ

本物のミイラが何体も展示されていました。
顔も手も足もはっきり直接見れるので、とても衝撃的です。
死体なのにこんなに見ていいのかな、という感じ。


一体は、成人男性のミイラ。
貴族の男性で、耳飾りの跡があると解説がありました。


一体は、女性のミイラ。
頭骸骨右側に骨折跡があり、事故や事件に巻き込まれた可能性があったそうです。


一体は、男性のミイラ。
鳥?を採るネットにくるまれていたそうです。


珍しいという、眼球が残っている少女のミイラもありました。


そして、全身が布でくるまれたままのミイラ。
CTスキャンで研究されたもので、映像でも登場します。


どのミイラも、手で顔面下部を覆い、体育座りのように膝を折り曲げています。


手で顔を覆って、死の悲しみにくれているように見えました。


ミイラで乾燥しているので、手もすねも細い。
爪のようなものも見えました。


解説にもありましたが、乾燥した砂漠地帯のインカでは、死体がなくなることはなく、そのままもともとの形で乾燥していたそうです。
こうしたことから、魂は死後も体に宿ったままと考えられ、今でも祖先のミイラは身近に置かれ大切にされているそうです。
まれに、現代でも、ミイラに話しかけている様子も見られるくらいだそうです。


日本との死生観や文化の違いに、カルチャーショックです。


4.マチュピチュ模型

山間のマチュピチュの模型が再現され、すぐ近くでまじまじと眺めることができます。


5.3Dスカイビューシアター マチュピチュの旅
3Dグラスをかけて、椅子に座って見ることができます。
かなり広いので、あれだけ混んでいても、一度立ち見をすれば、次は座って見ることができました。
現在のマチュピチュが観光客と一緒に映っていました。
風景的には目新しい感じはしませんでした。


第2会場はおまけのような感じで、キープ(マチュピチュで使われていたロープでの記録方法)などの解説が見れました。
最後は、お土産会場で終了。


見終わった個人的な感想


インカ帝国が、抵抗する先住民族を力づくで占領し、生活様式、葬儀方法に至るまでかなり大幅な変容を遂げさせた事実。
征服された地域のきれいな女性は、宮廷のために仕えるものとして集められ、なかには生贄とさせられたものもいたこと。
生贄には、子どもが神聖と考えられ、生贄にされていたこと。
そして、スペインの侵略で、インカの当時の王はすぐに捕えられ、首をはねられたこと。
インカの人々は30年以上も抵抗したが、最後の王が処刑されついに服従したこと。
スペインは富への欲望、精神的支柱の破壊のために、インカ中の黄金を集め、神を模していた黄金をほぼすべて溶かし、金の延べ棒に変え、持ち帰ったこと。


文明の影には、いつも敗者や弱者が犠牲となり、黒い歴史があるのだと再認識しました。
マチュピチュは、よく旅行番組などでも取り上げられ、文明の進んだ素敵な都市だったと思っていたギャップもあり、よりその黒い部分が心に残りました。


混雑への対応についての要望
あまりの混雑ぶりに、展示方法の不備について場内からはずいぶん不満が出ていました。

解説プレート
解説プレートは、ガラスケースの展示品の下に小さく貼られていました。
最前列で見れば多少は大きめの文字で、振り仮名もふってありましたが、何しろ大人の腰より低い位置。
見終わった人が、前の人が動くのを待っていると、後ろの人も列の外側の人も全然見ることができません。


子どもに配慮してか、車いすの方に配慮してかわかりませんが、結局、たまたまプレートが見えた人が、声に出して読んで初めて、周りの人も何が展示されているのかわかる状況でした。
最前列にいるごく少数の人しか見えないとは、解説プレートの意味がありません。


腰の高さが一番いいのであれば、少なくとも倍以上の大きさの解説プレートを、ガラスケース上部の壁にも貼ってほしい。


展示品目名
解説プレートが難しくても、そこに何があるかだけでも、展示品目名だけ上に掲示してくれていたら、見飛ばすかどうかだけでも決められたのに。


見学ルート
そこらじゅうに配置された会場整理係の人が、「会場内、見学に順番はありません、列に並ばずにご覧ください」と案内していました。
そのため、人垣が5重くらいにふくらみ、列の途中からのぞきこみ、分け入る人が続き、全然列が進みません。


むしろ、「2列で止まらずにご覧ください」と案内した方が、ずっと早いのではという印象です。
一番良いのは、動く歩道をルートにそってはりめぐらすことですが。


広い通路の端同士に見るところがあるところは、片方を見終わったあとに、また通路を戻ってもう片方を見るので、またたいへんです。
スペースの区切り方も、見学しやすさに重点を置いてほしいとも思いました。


全体を通しての感想
混雑ぶりには若干閉口ですが、実物のミイラが見られたのは、想定外でショッキングではありましたが、貴重な経験となりました。


期待していた3D映像は、3Dに、というよりは、テレビでのマチュピチュの撮影内容と大差がないように感じ期待はずれでしたが、大画面で見られたのはまあよかったと思います。
現在の観光客が映し出される映像でなく、当時の様子などを3Dで復元すればよかったのに、とは重ねて思いますが。


入場料1,400円は高いと思いましたが、1,000円くらいの価値はあったと思います。


お時間のある方は、行かれてみては?






テーマ:東京 - ジャンル:地域情報

猿の惑星シリーズが第1作から完結作まで映画5作が収録されている、『PLANET OF THE APES』(猿の惑星)のDVDに収録の第3話。


第1作目『猿の惑星』はこちら
第2作目『続・猿の惑星』はこちら


今回はシリーズ第3作目の「新・猿の惑星」。


DVDパッケージに書かれたキャッチフレーズは…

320光年の時を逆流し
今度は猿たちが現代の地球に漂着した!


2作目で宇宙飛行士テイラーによって爆破されてしまった未来の地球ですが、3作目の舞台は現在の地球です。


あらすじをご紹介します。


映画上映当時は現代だったであろう、当時のアメリカの海に宇宙船が着水。
アメリカ軍は、事前にレーダーでキャッチし、アメリカ製の宇宙船を海岸で快く出迎えます。


中から、宇宙服を来た猿が3匹。
安否が心配されていたジーラとコーネリアス夫妻ともう1匹のチンパンジーです!


ここで、前回の地球爆破によって何の罪もないコーネリアス夫妻が、理由はともかく生きていることに安堵。


アメリカ軍は、なぜ宇宙船の中からチンパンジーが出てきたのか、不思議がりますが、調査のため、檻に入れられます。


そこで、動物学者の夫妻が登場。


第1作目とまったくパラレルな展開に、ちょっとわくわく気分。


ジーラたちは、人間たちの様子がわかるまではしゃべらないほうがよいと決めており、二足歩行ですがしゃべらないチンパンジーを装います。


真っ先に知能検査をされたのは、ジーラ。
積み木をパズルのように穴にはめこんだりする簡易なテストを体験。
あまりの簡単さに、自分が軽く見られたことにジーラはいらだち、超スピードではめ込みます。


あまりの速さにびっくりした人間の動物学者夫妻は、さらに天井からバナナをつるし、大きな積み木を積み上げることで、台に変え、取ることができるかという実験を行います。


ジーラは積み木をうまく重ね、軽々昇ったものの、バナナを一向にとりません。


「なぜ取らないのか」と不思議がる夫妻に、我慢できなくなったジーラは、「バナナが嫌いだからよ!」と言い切ります。


驚いた夫妻は、すぐに檻から出て、さらに檻のある部屋の外へ。


チンパンジー3人は、
やっぱり黙っていた方がよかった
いや、あの2人なら信頼できる
と言い合いになります。


そんなとき、隣の檻にいたゴリラが、コーネリアス夫妻と同乗してきた博士と呼ばれるもう一匹のチンパンジーを檻越しに首を抱え込み、なんと博士が窒息死。


ジーラは、あまりの急な出来事と悲しみにくれ、野蛮なゴリラと隣同士の檻にした人間に怒りをぶつけ、コーネリアスはジーラをなだめます。


人間夫妻は、部屋の中に倒れるチンパンジーを見て、ゴリラには鎮静剤を、怒るジ―ラには不幸な事故だとしながらも、謝ります。


その後、宇宙からやってきたチンパンジー夫妻は、アメリカ大統領の査問を受けることになります。


査問はマスコミも傍聴。


査問では、動物学者の人間夫妻が代理で冒頭話をしますが、信用しない大統領たちには、仲介チンパンジーに直接聞いてみてくれ、と迫ります。


そこで、ジ―ラたちは、大統領ほかの質問に答えていきます。
・ゴリラに殺された博士が破損した宇宙船を修理し、未来の地球を飛び立った
・未来では、猿が世界を治めている。
・猿が治めるようになった経緯は、人間にも移る伝染病がペットの犬・猫に蔓延、全頭殺処分された。
・人間はペットを飼わずには言われず、猿のペットが一般化した
・ペットだった猿は、やがて言葉を教えられ、人間の手伝いをする奴隷へとさせられていった。
・猿が暴動を起こした
・飛び立ったときに地球は爆発し、キノコ型の雲が出て、消えてなくなってしまった
・未来の人間はしゃべることのできない人間で、自分も動物実験で人間を解剖…


人類は、いずれは地球が猿に支配されることを知ります。


アメリカ大統領は、ジーラやコーネリアスの真摯な態度に信頼を寄せ、マスコミも親しみやすい新たなマスコットを大々的に取り上げます。


二人は高級ホテルのスイートルームで、買い物や婦人会での講演など、あちこちで大歓迎されます。


しかし、一人の長官(大臣?)は、ジーラたちを敵視し、大統領へ強く反発し抗議します。


そんな中、ジ―ラは気分が悪くなりホテルへ戻ります。
ジーラは妊娠していたのです。


そのころ、コーネリアスに去勢手術を行うことが議会で決定。


地球消滅の経緯など、聞き取りのため捕えらるジーラたち。
まずは、妊婦のジーラに注射を打ち、意識をもうろうとさせ、人間を解剖していたことを聞きだします。


赤ちゃんの命の危険を感じた2人は、夕食を運んできた看守を押し倒し、逃亡。
近くまで逃げますが、ジーラが産気付き、コーネリアスは、謝って助けを求めようと、1人戻ります。


しかし、戻るとそこは大騒ぎ。
看守は打ちどころが悪く、死んでしまっていたのです。


草陰で呆然とするコーネリアスの前を、長官に呼び出された動物学者の夫妻が通ります。


コーネリアスは必至で助けを求めます。
心配していた動物学者は、2人を匿い、ジーラは無事出産、知り合いのサーカスに預けます。


知り合いのサーカスの男性はいい人です。
2人は、サーカスで生まれたばかりのチンパンジーとその母親と知り合います。


しかし、殺人猿とされた2人には緊急手配され、長官の判断で、サーカスにも捜査が及ぶことに。


ジ―ラ夫妻は、サーカスおじさんとチンパンジー母子に急いで別れを告げ、車で町はずれまで送ってもらいます。


1カ月間、港のコンテナに潜んで、その後、動物学者夫妻が安全な森へ送り届ける約束をして別れます。


ところが、港までは遠い。


周りは一面闇。


ジーラは出産直後だからか、ちょうど通り道にあった何か地面を掘削するような機械にすぐに座り込みます。
コーネリアスは、ジーラをせっつき、港へ向かいます。


しかし、ジーラは、荷物をその掘削機近くに置き忘れ。


それが原因で、翌日、2人がその地点を通り逃げたことがわかり、捜査網がぐっと狭まります。


そんなことも知らない2人は、のんきに誰もいない船でのんびり。
人目に付く昼間から、コーネリアスはあたりの探検に。


ジーラは、赤ちゃんとうたたね。


そこへ、2人を執拗においまわす長官が1人で登場。


長官1人が、2人を殺すべきだと強硬に主張していて、先に一人でみつけて殺す算段のようです。


じりじり迫る長官の手。


先に見つかるのはジーラです。


その叫び声を聞き駈けつけるコーネリアス。


コーネリアスは、万が一に備え、自ら命を絶つためと言って、動物学者夫妻から銃を預かっていました。


それで船の上部から長官を撃ちますが、長官もコーネリアスを撃ち、コーネリアスは地面へ転落。
死んでしまいます。


ジーラと赤ちゃんも長官に撃たれます。


ジーラは、撃たれた赤ちゃんを、いわくありげに港の岸壁から海へ投げ捨て、倒れるコーネリアスに向かって最期の力で地面を這い、上半身が重なったところで、ついに力つきます。


ここで映画はフェードアウトし終了です。


何と悲しい最期…
あんなに人間に歓迎され、共生できるかと思った知能あるチンパンジーと人間。


地球爆破にも生き残り、赤ちゃんを産んだジ―ラ。


すべては海の藻屑と消えてなくなってしまったのか。
ストーリーは第4作に続いて行きます。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

猿の惑星シリーズが第1作から完結作まで映画5作が収録されている、『PLANET OF THE APES』(猿の惑星)のDVDに収録の第2話。
第1作は先日ご紹介しましたので、今日は2作目をご紹介します。


『続・猿の惑星』
猿VSミュータント!
壮絶な闘いは地球を恐るべき運命へと導いていった!


地球から来た生き残りの宇宙飛行士、テイラーが前回の主人公でしたが、前半は登場しません。
今回の主人公は、前回の宇宙飛行団に引き続き、同じルートで地球から出立して到着した第二の宇宙飛行団の宇宙飛行士が主人公です。


宇宙船は、第1作と同様、地球の砂漠に不時着。
同乗していた年配のパイロットは不時着時のトラブルが原因で怪我を負い、間もなく死亡。


第二の宇宙飛行士が一人生き残ります。


途方にくれていると、一人、馬に乗ったノヴァが。

第1作の最後に、テイラーと2人、馬に乗り、海岸線を駆けていったことが回想されます。


ノヴァの首には、テイラーのネーム入り首飾り。
しかし、肝心のテイラーは見当たりません。


第二の宇宙飛行士は、ノヴァに会話を試みますが、ノヴァは障害者でしゃべれないのだと理解します。
ほかの者は話せるんだろう?と村に連れて行ってくれと懇願。


馬で、村へ行くと、猿は集会中。
ここで、ようやくえらい星に来てしまったということを理解します。


ノヴァは、第二の宇宙飛行士を、テイラーのよき理解者だった科学者と動物学者のジーラとコーネリアス夫妻のもとに案内。
二人は、ノヴァの再開を喜び、宇宙飛行士も事情を理解しますが、夫妻は自らの危険も感じ、二人に急いで逃げるよう伝えます。


ジーラ夫妻から現地の人間の服装をもらった宇宙飛行士は、着替えて逃げますが、その道中、結局兵士のゴリラに捕まってしまいます。


地下牢に運ばれる2人。

その場に居合わせたジーラは、ノヴァたちだと気が付き、研究用にほしい人間だとゴリラに要望しますが、戦闘練習の標的にする人間だと受け入れられません。


2人が荷馬車で運ばれていくことになると、ジーラはこっそり、荷馬車に積まれた木の檻のカンヌキをはずし、2人に目で合図します。


そうとは知らないゴリラは、荷馬車を走らせ、村の郊外まで2人を運びます。
その途中、檻を抜け出した2人は、運転手のゴリラを打ちのめし、馬を調達。


すぐさま不時着した砂漠方面へ向かいますが、すぐにゴリラ兵に目撃され、追撃されます。


砂漠近くの地下の洞穴に隠れた2人。


洞穴を下がっていくと、どうやら階段があります。
降り切るとそこは自分が生まれ育ったニューヨークの地下鉄の駅。


宇宙飛行士は、すべてを悟り、「人間はやっちまったのか」とはき捨てます。


追手が近づくのを感じ、2人は真っ暗な地下鉄の線路を逃げます。


どんどん進んでいくと、通気口のような穴。
2人が入っていくと、溶けて焼け焦げた建物や車が放置されたままの町に出ます。


誰かに監視されていることには気がつかず、2人は進んでいきます。


荘厳な扉を開くと、巨大なミサイルに礼拝する神父にたどりつきます。
ここで、逃げ場がなくなり、生き残りの人間と思われる人たちに捕まります。


連れてこられたのは不思議な広い空間。


目の前には新人類のような無表情な人間が5人立っています。
口は開かないのに、しゃべることのできる人間です。


冷徹な態度や発言ですが、猿が攻め入ってくることを極度に恐れ、宇宙飛行士から猿の様子を聞きだそうと、テレパシーで宇宙飛行士の凶暴性を出させ、自らノヴァの首を絞めるよう心と動作をコントロールします。


そのころ猿たちは、温和なチンパンジーが戦争反対デモなどは目もくれず、勢力拡大のために、砂漠への侵攻を始めます。


宇宙飛行士は、その後、地下牢へ連れて行かれます。
そこで、テイラーと再開。


しかし、再会を喜び合ったのもつかの間、新人類のテレパシーによって、お互いで殺し合うように操られます。
高度に発達した人類は、自らの手は決して汚さないと繰り返します。


2人はお互いに血まみれになりながらも、ノヴァのテイラーへの懸命の訴えもあり、一瞬のすきに新人類を殺し、テレパシーから解放されます。


新人類の動向を探るため礼拝堂に潜入すると、子供も大人も原子爆弾を拝み、原子爆弾が人間の守り神だという聖歌を歌っていました。


そして、神だけに見せる本当の自分の姿として、みなが自らの顔に手をかけます。

そこには、おぞましくただれた皮膚の本当の顔が。
人間は、原子爆弾により細胞が破壊されたミュータントとなっていたのです。


そして、原子爆弾絶対主義者たちは、猿の侵攻を阻止するため、原子爆弾を打ち上げ、地上に死の灰をふらし、永久に人類を守りたまえと原子爆弾に祈りを捧げます。


さすが最優秀者のトップの中のトップである宇宙飛行士ですが、原子爆弾の型番を見て、拝まれている原子爆弾は、最強の原子爆弾であり、それ一つで、地球が一瞬にして消えてしまう脅威の原子爆弾だと気が付きます。


しかし、猿の軍隊はもはや新人類のテリトリーに侵入。
銃撃戦が始まっていました。


原子爆弾の打ち上げを阻止しようとする3人も、攻める猿たちにまずノヴァが撃ち殺され、テイラーは生きている意味がなくなったと打ちひしがれます。


原子爆弾のある聖堂に辿りついた宇宙飛行士たちは、柱の陰に隠れてすきをうかがいます。


最高指導者と思われる神父も原子爆弾を打ち上げようとするも、猿に撃ち殺されますが、宇宙飛行士たちも猿に気付かれてしまいます。


そして、第二の宇宙飛行士は撃たれ絶命。

テイラーも撃たれますが、すぐには死にません。
猿たちは、原子爆弾を人間にただ崇拝される神の偶像だと思い、征服のために横倒しにしようと何人もが爆弾に登りロープをかけています。


猿の兵隊を止めるべく、原子爆弾の脅威を、前作での知り合い、科学庁長官のオラウータンに話し、打ち上げ阻止に手を貸すよう頼みますが、人間は信用できないとにべもなく断られます。


そして、逆上したテイラーは、倒れながらも原子爆弾のスイッチに手を伸ばし、「猿ども、死ね」と自ら原子爆弾を発射。


地球はあっけなく消滅し、映画終了。


という話。

後半の原子爆弾阻止の目的が、一時の気の迷いで正反対なものとなり、地球も物語もすべて終わり。
ジーラやコーネリウスの優しさなどが、いったい何だったのか、とむなしい結末が胸に広がります。


結局、人間が地球を滅ぼすという、作者のメッセージなのでしょうか。
それにしても、後半は次々に主な登場人物があっけなく死んでいき、さびしがる間もない展開です。


いったい、ここから、どうやって第3作以降が登場したのか、そればかりが気になりました。


シリーズ第3作目『新・猿の惑星』に続く



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

昨日は彼と映画館へ。『ALWAYS』が満席だったので、『ロボジー』を見ることに決定。


以前、PRでロボジーが天気予報に登場したとき、彼が、「あれじゃ全然ロボットじゃないみたい」と笑っていましたが、映画の予告で、実際に人間が中に入っている話と知って、二人とも見たいと思っていました。


『ロボジー』公式サイトはこちら


あらすじ
家電メーカー、木村電器の落ちこぼれ社員、小林・太田・長井の3人組は、ワンマン社長から、流行の二足歩行ロボットの開発を命じられていた。しかし、ロボット博を目前に、制作途中のロボット「ニュー潮風」が大破!窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れて急場をしのぐ計画を立て、73歳のジイさん・鈴木が選ばれた。しかし、この鈴木がとんでもないジイさんで…。さらには、ニュー潮風に恋をしたロボットオタクの女子大生・葉子も巻き込み、事態はあらぬ方向へ―。
(TOHOシネマズより)



『ロボジー』の感想ですが、しがない老人の人生の悲哀を感じつつも、登場人物のふがいなさや間抜け加減に、イライラしっぱなしでしたが、ハッピーエンドで最後10分くらいは、楽しく見られました。


どんな話だったのか、少しご紹介します。
ネタバレもありますので、ご注意ください。


主役の爺さんは、鈴木さん。
妻に先立たれ、老人クラブでも主役になれず、ゲームに夢中の孫にも相手にされない寂しい余生を送っています。


一方、1週間後に迫ったロボット博に、未だにロボットが完成しない木村電器のロボット部の3人。
連日の徹夜で疲れも極度にたまっている様子のロボット部に、社長が現れ、なんとしてでもロボットを完成させるよう激励して立ち去ります。

3か月前に、社長が思いつきで、急きょロボット博への参加を決めたことについて毒づく3人。
そんなとき、手元がくるって飲んでいたコーヒーを、PCの上にこぼしてしまいます。


慌ててキーボードを押さえて拭くと、部屋のはじにビニールをかぶせられ保管されていたロボット「ニュー潮風」が歩き出し、唖然としてみる3人をよそに、そのまま歩き続け、窓を乗り越え、落下!


悲しいことに、PCのコードもニュー潮風の足にひっかかり、PCも引きずられて窓の外へ。


茫然として窓にかけよる3人が見下ろすと、ロボットは地面に、PCはなんとか木の枝にひっかかっています。


PCのコードをたどって見ると、3人の後方にあるコンセントに刺さったまま。
コードをたぐりよせようと恐る恐る手を伸ばすと、火花がちって、コンセントからはずれ、ついにPCも落下。


「バックアップ取ってたっけ?」
「…取ってない」


絶望する3人。


3人は知恵を絞って、1日限り、日当3万円の着ぐるみショーに入ってくれる人間を募集することに。
ちらしを新聞に折り込みます。
背丈、胴周り、胸囲など、細かく指定。


面接会場の地域のコミュニティセンターには、それなりの人数が集まります。


一方、一日、何もすることがなく、誰に会うでもなく、時間が経つのが遅いと過ごしていた鈴木爺さん。
デパートの屋上で、子どもたちから大人気のヒーローショーを何気なく眺めていました。


新聞に折り込まれていた着ぐるみショーの募集ちらしを思い出し、ヒーローにあこがれたのか、急いで自宅に戻り、破り捨てていたちらしを貼り合わせ会場へ。


若者ばかりの面接会場に、不相応なじいさんの登場に、周りも白い目で見ますが、面接は着々と進みます。
面接官は木村電器ロボット部の3人。

もちろん、サングラスなどで怪しく変装しています。


面接では、ロボットの動作を求める3人ですが、おおげさなロボットの真似、ロボットダンスなど、なかなか思うような動きの人材に出会いません。
結局一人の若者に決定。ほかの希望者は帰宅。


目隠しをして、ロボットを着せられた合格者は、たいへんな金属アレルギー。
結局、困り果てた3人が電話したのが、鈴木爺さんでした。


どうして第二合格者が、爺さんだったんでしょうねえ。


次の日、背広でびしっと決めて待ち合わせ場所に現れたじいさんを迎えたのは、ワゴン車に乗り込んだ3人。
車の中で、目隠しをしたままロボットを装着します。


練習はできるのか不安がるじいさんに、3人はそのまま会場へ向かうことをつげ、無線を装着、音声の指示に従って動くように伝えます。


ロボットショーだとは夢にも思わない鈴木じいさん。
舞台袖で待つ間も、「中は熱いですね」と隣のロボットに話しかける始末。


そうこうしている内に、木村電器の順番は回ってきます。
ロボット部3人とロボット扮する鈴木爺さんが舞台に立ちます。


緊張する3人。
手に書いたカンペは汗で読めなくなり、開発で苦労したことを聞く司会者にも満足に答えられません。
その隣で、いきなり手を振り回し始めるロボット。


ハエがロボットの顔部分に入り込んでいたのです。
ロボットの手が、インタビューの答えに詰まっていた木村電器の一人を直撃して、緊張はすっかり解け、饒舌に。

なんとかその場を乗り切り、ニュー潮風を手を振らせただけで、舞台裏に戻らせようとします。


すると、会場にいた子どもたちがぽつり。
「なんだよ、あれだけかよ。それじゃ、あっちのロボットの方がずっとおもしろいよ」


それを聞いた鈴木爺さん。
ヒーローになりたい、子どもたちの人気者になりたいという密かな思いが、むくむくと大きくなります。


入りかけの舞台裏からUターンし、舞台を通り越して会場へ降り、盆踊り?を踊るロボットの隣へ。
老人会の演劇で披露するはずだった、覚えたての踊りを披露します。

集まる人だかり。
慌てる3人。

人が次々に押し寄せます。


取材に駈けつけていたいた地元の女性テレビクルーは人ごみに流され、ロボットおたくの若い女子学生・葉子がテレビカメラの後ろに。


テレビクルーは、流されながらもテレビカメラを彼女に託します。


それでも人は押し寄せてきます。


倒れるイベント用の柱。
あわやテレビカメラ近くの女子に直撃、と思われた瞬間、ニュー潮風がすばやく葉子を引き寄せ、柱の直撃は免れます。


そのとき、ニュー潮風に恋をした葉子。
しゃがみこんだ女子のパンツに目が行くニュー潮風。


柱が倒れた拍子に三脚ごと倒れ、ニュー潮風の頭に直撃するテレビカメラ。


「ばれた」と絶望するも、なんとかショーを乗り切った3人は、浮かれて飲み明かします。


翌朝、ロボット部で飲み明かした3人を社長が訪れます。
社長室まで付いてくるように言う社長。


ついにばれたと恐れおののく3人。


社長室には記者が集まっています。


記者を見たとたん、3人は声を合わせて「申し訳ありませんでした」と頭を下げます。


しかし、何やら違う様子。
社長は笑顔で3人に座るよう言います。


ロボットが女性を助けたニュースは、テレビや新聞でも取り上げられ、一大ニュースになっていたのです。


木村電器には取材の依頼が殺到。
社長はウハウハです。


急きょ、駅前広場に3時、ロボットのお披露目会をやると決断。
3人は、ロボットショーの1日だけと聞いていたと食い下がりますが、笑顔の社長に何も言えなくなります。


3人は、仕方なく鈴木爺さんのお宅へ。
しかし、鈴木爺さんは、ニュースで女性を救うロボットを見て、自分がそのロボットに入れられていたと気が付きます。


いんちきの方棒を担がされていたと知ったじいさんは怒り心頭で、3人を剣もほろろに追い返そうとします。


木村電器の一人はぶち切れ、爺さんが勝手なことをしでかすからこんなことになったと言い、爺さんは自分が入っていたと言いふらしてやると断言し、けんか別れで、3人はその場を追い返されます。


途方にくれる3人は、山間の崖近くの道路わきのスペースで、ワゴン車を止め、絶望に浸っています。
ついに、大きく車をバックさせ、崖下に向かって車を発進させようとしたそのとき、白バイが不信に思い、近づいてきます。


「こんなところで何してるんだね」


しどろもどろで答える3人。


免許証を見る警官が、どこかで見たことあるような顔だと言い、ふとワゴン車をみると、木村電器の文字。


ニュー潮風の開発者だと気が付き、3時から駅前の広場でお披露目会があったことを言い出します。


3人は、「道に迷ってしまって…」と言い訳。


親切な警官は、自分が駅前広場まで白バイで先導すると申し出ます。

結局、駅前広場に向かうことになります。


一方、鈴木爺さんは、行きつけの地元のコミュニティセンターに、話題のロボットの中には自分が入っていると言いふらしに行きます。


健康体操をしている講師に、体操どころではないと、事実を話すと、体操は中断、離れたところで、「今日が何月何日かわかる?」と聞かれ、仲間たちからは、ついにボケたと噂される始末。


だれからも相手にされない鈴木爺さんはまちをぶらぶら。
すると、お披露目会に走っていく子どもたちと遭遇。


つられるように鈴木爺さんも、駅前広場に向かいます。


駅前広場では、ロボット調整中と札が立ち、待ち切れず帰る人も。
鈴木爺さんも帰ろうとしますが、駅前広場横の横断歩道で真横をみると、泣き出しそうな3人が乗ったワゴン車に遭遇。


結局、ロボットを着て舞台に向かいます。


それからは怒涛のようなスケジュール。
イベントにテレビ取材と大変な人気です。


ロボットの姿で自由勝手にふるまう爺さん。


洗濯物の汚れを見分けたり、アナウンサーとダンスしたり、介護ロボットに対抗したり。


ロボットに入るのは自分しかいないのをいいことに、3人にもわがままし放題です。
昼食は超豪華、宿泊するホテルはマッサージ付き、ルームサービスも。


3人は経理に請求するも認められず、ほとほと困り果てています。
そんな3人からの節約の頼みには、爺さんは耳も貸しません。


3人は、ニュー潮風の大ファンとなった葉子からの依頼で、葉子の大学の講演会を引き受けます。
軽い気持ちで行ってみると、講堂満員の大規模なもの。


3人は雰囲気に流され、いきなり質疑応答からスタート。


危険予測はどうしているのか、など難しい機械構造の質問が投げられ、3人の取った方法は…


「いい質問ですね。ところで君はどうしていると思いますか?」


そこで3人は、機械工学を学ぶ参加学生の回答からロボット工学のイロハをとことん学んでいきます。


一方、爺さんはロボットから出ると、しがない爺さん。
孫にも相手にされないのは相も変わらず。


そこで、自分がニュー潮風の知り合いということにして、イベント会場に娘と孫を呼びます。
しかし、イベントが盛況のあまり、待ち合わせ時間に、待ち合わせ場所に行くことができません。


孫たちは、また爺さんにだまされたと文句たらたら帰っていきます。


追いかけるニュー潮風。
しかし、追いつくこともできず、息を切らし、肩を大きく上下し、タクシー乗り場で立ち尽くします。

息苦しさから、ここで鈴木爺さんはニュー潮風の仮面をとります。
そこへ、同時に開催されていたコスプレイベントに参加した人々が。


バレた…と真っ青になるのもつかの間、コスプレと間違えられ、駅前の打ち上げに参加することとなり、タクシーに一緒に乗り込みます。

同じニュー潮風の仮装をする制作工房の人と名刺交換をし、鈴木爺さんは、駅前では一人だけこっそりタクシーから降りず、孫の家へ。


孫の家では、娘がインターホンが鳴り玄関に出ると、ニュー潮風が一人で立っていてびっくりしますが、ニュー潮風の大ファンである孫たちは大喜び。
勝手知ったる我が家のように、足をふく雑巾の場所、孫の名前、ペンの場所などなんでも知っています。


サインを書き、孫を両脇に記念撮影。


記念撮影の最中、ニュー潮風を脱ごうと仮面に手をかけますが、やめて手を元に戻します。


タクシーで帰っていくニュー潮風。
大喜びで手を振り、見送る孫。


孫2人に囲まれて撮った写真は、爺さんの宝物になりました。


一方、大学生が回答したニュー潮風の仕組みをもとに、なんとかロボットを完成させようと、寝る間を惜しんで研究する3人。


爺さんには隠していますが、宿泊した旅館でそれを知ってしまった爺さんは、またさびしい気持ちに。


ニュー潮風ファンの葉子は大学4年生。
就職活動で木村電器をまわります。


説明会場で鉢合わせした木村電器の3人は、その子が入ればすべてばれてしまうと慌てて、帰り際の彼女を追いかけ
「君、ロボットには全然向いてないと思うよ」
と伝え、葉子は泣きながら帰ります。


葉子は、ロボット研究会の部室の、ニュー潮風グッズを泣きながらことごとく処分。
ふと、PC画面に、ニュー潮風に初めて出会ったとき、ニュー潮風の頭に直撃したテレビカメラの映像が映ります。


ニュー潮風の頭から飛び出た、髪の毛が1本。。。


中に人が入っていると確信した彼女は、テープをくれたテレビカメラマンをたずねますが、中に人間が入っている噂は、既にスポーツ新聞にも取り上げられており、相手にされません。


カメラを貸してもらい、3人に密着。
証拠写真を狙います。


ワゴン車に乗り込む爺さん。
出てくるロボット。
ワゴン車に乗り込むロボット。
出てくる爺さん。


しかし、なかなか焦点の合った写真が取れません。
夜、ゴミ出しに出てきた爺さんをゴミ捨て場で狙うも、ゴミを持った爺さんが近づいてきて、慌ててあとずさり。
道路に飛び出て、車にひかれそうになります。

そこで、爺さんが手を伸ばし、彼女を引き寄せます。
最初のニュー潮風との出会いのまま。


彼女の心の中で、ニュー潮風の正体を暴いてやろうという気持ちに変化が現れます。


しかし、ちょうど、カメラを貸してくれたテレビクルーが駆け付けます。
葉子が撮った証拠の写真を手に、爺さんから真実を聞こうと、家に乗り込んでいきます。


テレビクルーは、海外のメディアからも、人間が入っていると疑いをかけられたことから、急きょ開催されることになった会見で、真実を話してほしいと爺さんに頼み込みます。


会見当日、自信満々の社長と汗だくだくで記者の前に並ぶ3人。


一方、葉子は就職活動でほかの会社から帰るところ。
同じロボット部の同級生から、木村電器の人が訪ねてきて、預かっていたという書類を受け取ります。
中身をみると、ニュー潮風の図面。


ニュー潮風は本物で、自分のことを気にかけてくれていたことを思い、木村工業の会見会場へ向かいます。


一方、会見では、ニュー潮風は出てこないと説明を受けた記者たちが、どう証明するのかと3人を質問責め。
裏の非常階段では、ニュー潮風が、出番を待っていました。


そこで、盆踊りをバックに登場するニュー潮風。
湧く会場。


爺さんに真実を話すよう依頼していたテレビクルーが近づき、ニュー潮風の仮面をとろうと手をのばします。
あとずさりするニュー潮風。


近づくテレビクルー。
逃げるニュー潮風。


あとずさりしながら逃げるニュー潮風は、あとずさりし続け、窓を乗り越え、地面に落下します。


凍りつく会場。
窓に駆け寄る3人。


多数のテレビカメラが見守る中、落下したニュー潮風に3人が駆け寄ると、ロボットのニュー潮風がバラバラになっていました。
ロボットには、いつかのコスプレ会場で出会った、コスプレ制作工房のシールが貼られていました。


こっそりビニールをかぶせ、抱きつき泣きじゃくる3人。
こうして、ニュー潮風はロボットだったと証明されたのでした。


ところで、どうしてこうなったのか、というと…


あとずさりした鈴木爺さんの入ったニュー潮風が、窓から落下する瞬間、窓沿いにあったロッカーに隠していたニュー潮風のコスプレロボットを身代わりに落とし、自分はロッカーに隠れていたのです。


こうして、事件は一件落着。


そして、1年半後…。

木村電器に入社した葉子を含めたロボット部の4人が、ニュー潮風2号を、1週間後のロボット博でのお披露目に先立ち、地元のケーブルテレビに、紹介しています。


ウォーキングマシンの上で歩き出す2号。
ウォーキングマシンを速め、ニュー潮風2号が走る様子を見せます。

どんどん速くなります。

2号のあごが上がって…
ついに、窓の外にふっとばされて、落下。


場面は変わって、ニュー潮風の頃の、孫との2ショットを見ながら、就寝する鈴木じいさん。
電気を消したところ…

♪ピンポーン


ロボットにまた入ってほしいを頼みに来た4人が立っていましたとさ。


ちゃんちゃん。


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彼が、猿の惑星シリーズが第1作から完結作まで映画5作が収録されている、『PLANET OF THE APES』(猿の惑星)のDVDを買ってきました。


私は、猿の惑星を見るのは初めて。
最近上映された猿の惑星の最新作も見ていなかったので、事前知識はゼロで見ました。


せっかくなので、あらすじをご紹介します。


まず、第1作『猿の惑星』
DVDに記載されたキャッチフレーズは、
「母なる地球から320光年旅して飛行士たちはその惑星に漂着した」


今からすれば数十年前になりますが、現代のアメリカから、宇宙飛行士が4人旅立ちます。
計算によれば、時を超え、未来の地球にたどりつけるということ。


画面ではすでに地球を旅立っている宇宙船の船内が映し出され、最後のパイロットが航路を再確認して、睡眠カプセルに入ります。


しかし、到着時刻となりパイロットが目を覚ますと、機器のトラブルか、宇宙船は大きな湖へ墜落。
機器の不具合からか時を超えることができなかった女性宇宙飛行士は、睡眠カプセルのなかでミイラになっています


生き残った宇宙飛行士男性3人も、海に沈む前に、最低限の持ち物を取り出し、急いで宇宙船から命からがら脱出します。


ゴムボートで岸までたどりつくと、見渡す限り砂漠ばかり。
生物がいる気配すらありません。


放射線などを測定して安全なことを確認すると、着岸地点にアメリカの国旗を立て、いったいどこの惑星にたどりついたのかと、歩き出す3人。


歩いて行くと、砂漠にぽつりと植物が生えています。希望を抱きながら進んでいくと、何か生き物が磔になったようなかかしを発見します。
しかし、3人はのんきなものです。


複数の何者かにつけられていることにも気付かずに、しばらく先にあった緑あふれる泉にたどりつき、宇宙飛行士たちは無防備にも服も脱ぎ捨て、スイスイ泳いで水浴びをします。
恐ろしい獣や魚やヒルがいる可能性は考えなかったんでしょうかね。


すると、何者かが服を少しずつ盗んでいきます。
気付いた男たちが慌てて戻るも、あちこちに脱ぎ散らかしていたので時間もかかり、すでに何もなくなっています。


裸で、何者かを追います。


原始人のような人間の集団です。


追っていくと畑にたどりつきます。
穏やかそうで、知能的ではない彼らを見るなり、「これならこの星を治められるな」と冗談を飛ばす男たち。


しかし、すぐに状況は一転します。


馬に乗って銃で武装したゴリラが集団で人間狩りを始めたのです。
散り散りに逃げた原始人も、宇宙飛行士の彼らもみな、大けがを負ったりしながら、掴まってしまいます。


のどに怪我を負い、きつくしめられた包帯でしゃべれなくなった飛行士の一人、テイラーは、意識を取り戻すと、動物学者のチンパンジーの女性、ジーラの看病を受けていました。
狩られた人間たちは、実験で脳解剖が行われるという恐ろしい事実。


捕まった人間たちは、地下の檻に収容されています。


この星では、軍人のゴリラ、学者のオラウータン、少数物のチンパンジーが治めており、原始人のような人間は、言葉を話したり、理解することはできません。


しかし、身振り手振りで、言葉がわかることをアピールしたテイラーは、ジーラが興味をもち、自宅に連れ帰ります。
ジーラの夫は、歴史学者、チンパンジーのコーネリアスです。


2人とも平和主義者でお人よしの超いい人。
軍国主義のゴリラを軽蔑していますが、少数派のチンパンジーはなすすべがないと半ばあきらめてもいます。
しかし、野蛮な動物である人間のテイラーから話を聞き親しくなったコーネリアスとジ―ラは、話せる人間として裁判にかけられたテイラーをかばってくれます。


ほかにも話せる人間が2人いるというテイラーの主張は、同じ宇宙船に乗っていて生き残った1人が、脳に手術をほどこされ、廃人となっていたことで、証明することができません。


話せる人間が登場したという脅威から去勢手術をされそうになるテイラーと、学者として異端視されたチンパンジーの夫婦は、人間の檻の中でテイラーが親しくなった現地の女性ノヴァを連れ、村を出て、不時着した砂漠、禁止地帯へ向かいます。


コーネリアスが以前から発掘作業を行っていた砂浜に面した洞穴で、猿人より以前に人間が世界を治めていた証拠が出れば、自分たちの主張が異端ではなく事実だと明らかにでき、自らの処分も取り消されると信じて疑いません。
科学庁長官のオラウータンは、武装したゴリラ集団を引き連れテイラーたちに追いつきますが、反対に人質として科学庁長官をテイラーが捉えます。


洞穴の中では、人間の姿をした人形や眼鏡が見つかり、科学庁長官に見せ、説明しますが、そうこうしているうちにゴリラが銃撃してきます。


人間は恐ろしく、お互いに殺し合い、以前の森を砂漠に変えた恐ろしい事実を、科学庁長官は知っていながら隠しているのです。いつか人間が攻めてくることを恐れています。
神が神に似せて猿を作ったという聖書を信じる彼らにとっては、いかにそれが事実であっても、目をそむけたい事実だったのです。


結局、科学庁長官はテイラーに警告したうえで、ここから去ることを許容します。
テイラーはノヴァと2人で砂浜を馬で駆け、去っていきます。


オラウータン長官は、すぐに洞穴を爆破し、証拠を闇に葬り、チンパンジー夫妻には申し訳ないが異端の処分を受けることになると伝えます。


猿の村から去ったテイラーたち。
砂浜の先に見たものは、肩まで砂に埋もれ朽ち果てた、ニューヨークの自由の女神でした。


そこで、ようやくここが地球で、人間はニューヨークを何もない砂漠に変え、話すことができないまでに退化し、反対に猿人類が地球を治めることになったという事実に気が付きます。


テイラーがあまりの怒りと失望にくれ、落胆して映画は終わります。



シリーズ第2作目『続・猿の惑星』に続く



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