昨日は彼と映画館へ。『ALWAYS』が満席だったので、『ロボジー』を見ることに決定。
以前、PRでロボジーが天気予報に登場したとき、彼が、「あれじゃ全然ロボットじゃないみたい」と笑っていましたが、映画の予告で、実際に人間が中に入っている話と知って、二人とも見たいと思っていました。
『ロボジー』公式サイトはこちらあらすじ家電メーカー、木村電器の落ちこぼれ社員、小林・太田・長井の3人組は、ワンマン社長から、流行の二足歩行ロボットの開発を命じられていた。しかし、ロボット博を目前に、制作途中のロボット「ニュー潮風」が大破!窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れて急場をしのぐ計画を立て、73歳のジイさん・鈴木が選ばれた。しかし、この鈴木がとんでもないジイさんで…。さらには、ニュー潮風に恋をしたロボットオタクの女子大生・葉子も巻き込み、事態はあらぬ方向へ―。
(TOHOシネマズより)
『ロボジー』の感想ですが、しがない老人の人生の悲哀を感じつつも、登場人物のふがいなさや間抜け加減に、イライラしっぱなしでしたが、ハッピーエンドで最後10分くらいは、楽しく見られました。
どんな話だったのか、少しご紹介します。
ネタバレもありますので、ご注意ください。
主役の爺さんは、鈴木さん。
妻に先立たれ、老人クラブでも主役になれず、ゲームに夢中の孫にも相手にされない寂しい余生を送っています。
一方、1週間後に迫ったロボット博に、未だにロボットが完成しない木村電器のロボット部の3人。
連日の徹夜で疲れも極度にたまっている様子のロボット部に、社長が現れ、なんとしてでもロボットを完成させるよう激励して立ち去ります。
3か月前に、社長が思いつきで、急きょロボット博への参加を決めたことについて毒づく3人。
そんなとき、手元がくるって飲んでいたコーヒーを、PCの上にこぼしてしまいます。
慌ててキーボードを押さえて拭くと、部屋のはじにビニールをかぶせられ保管されていたロボット「ニュー潮風」が歩き出し、唖然としてみる3人をよそに、そのまま歩き続け、窓を乗り越え、落下!
悲しいことに、PCのコードもニュー潮風の足にひっかかり、PCも引きずられて窓の外へ。
茫然として窓にかけよる3人が見下ろすと、ロボットは地面に、PCはなんとか木の枝にひっかかっています。
PCのコードをたどって見ると、3人の後方にあるコンセントに刺さったまま。
コードをたぐりよせようと恐る恐る手を伸ばすと、火花がちって、コンセントからはずれ、ついにPCも落下。
「バックアップ取ってたっけ?」
「…取ってない」
絶望する3人。
3人は知恵を絞って、1日限り、日当3万円の着ぐるみショーに入ってくれる人間を募集することに。
ちらしを新聞に折り込みます。
背丈、胴周り、胸囲など、細かく指定。
面接会場の地域のコミュニティセンターには、それなりの人数が集まります。
一方、一日、何もすることがなく、誰に会うでもなく、時間が経つのが遅いと過ごしていた鈴木爺さん。
デパートの屋上で、子どもたちから大人気のヒーローショーを何気なく眺めていました。
新聞に折り込まれていた着ぐるみショーの募集ちらしを思い出し、ヒーローにあこがれたのか、急いで自宅に戻り、破り捨てていたちらしを貼り合わせ会場へ。
若者ばかりの面接会場に、不相応なじいさんの登場に、周りも白い目で見ますが、面接は着々と進みます。
面接官は木村電器ロボット部の3人。
もちろん、サングラスなどで怪しく変装しています。
面接では、ロボットの動作を求める3人ですが、おおげさなロボットの真似、ロボットダンスなど、なかなか思うような動きの人材に出会いません。
結局一人の若者に決定。ほかの希望者は帰宅。
目隠しをして、ロボットを着せられた合格者は、たいへんな金属アレルギー。
結局、困り果てた3人が電話したのが、鈴木爺さんでした。
どうして第二合格者が、爺さんだったんでしょうねえ。
次の日、背広でびしっと決めて待ち合わせ場所に現れたじいさんを迎えたのは、ワゴン車に乗り込んだ3人。
車の中で、目隠しをしたままロボットを装着します。
練習はできるのか不安がるじいさんに、3人はそのまま会場へ向かうことをつげ、無線を装着、音声の指示に従って動くように伝えます。
ロボットショーだとは夢にも思わない鈴木じいさん。
舞台袖で待つ間も、「中は熱いですね」と隣のロボットに話しかける始末。
そうこうしている内に、木村電器の順番は回ってきます。
ロボット部3人とロボット扮する鈴木爺さんが舞台に立ちます。
緊張する3人。
手に書いたカンペは汗で読めなくなり、開発で苦労したことを聞く司会者にも満足に答えられません。
その隣で、いきなり手を振り回し始めるロボット。
ハエがロボットの顔部分に入り込んでいたのです。
ロボットの手が、インタビューの答えに詰まっていた木村電器の一人を直撃して、緊張はすっかり解け、饒舌に。
なんとかその場を乗り切り、ニュー潮風を手を振らせただけで、舞台裏に戻らせようとします。
すると、会場にいた子どもたちがぽつり。
「なんだよ、あれだけかよ。それじゃ、あっちのロボットの方がずっとおもしろいよ」
それを聞いた鈴木爺さん。
ヒーローになりたい、子どもたちの人気者になりたいという密かな思いが、むくむくと大きくなります。
入りかけの舞台裏からUターンし、舞台を通り越して会場へ降り、盆踊り?を踊るロボットの隣へ。
老人会の演劇で披露するはずだった、覚えたての踊りを披露します。
集まる人だかり。
慌てる3人。
人が次々に押し寄せます。
取材に駈けつけていたいた地元の女性テレビクルーは人ごみに流され、ロボットおたくの若い女子学生・葉子がテレビカメラの後ろに。
テレビクルーは、流されながらもテレビカメラを彼女に託します。
それでも人は押し寄せてきます。
倒れるイベント用の柱。
あわやテレビカメラ近くの女子に直撃、と思われた瞬間、ニュー潮風がすばやく葉子を引き寄せ、柱の直撃は免れます。
そのとき、ニュー潮風に恋をした葉子。
しゃがみこんだ女子のパンツに目が行くニュー潮風。
柱が倒れた拍子に三脚ごと倒れ、ニュー潮風の頭に直撃するテレビカメラ。
「ばれた」と絶望するも、なんとかショーを乗り切った3人は、浮かれて飲み明かします。
翌朝、ロボット部で飲み明かした3人を社長が訪れます。
社長室まで付いてくるように言う社長。
ついにばれたと恐れおののく3人。
社長室には記者が集まっています。
記者を見たとたん、3人は声を合わせて「申し訳ありませんでした」と頭を下げます。
しかし、何やら違う様子。
社長は笑顔で3人に座るよう言います。
ロボットが女性を助けたニュースは、テレビや新聞でも取り上げられ、一大ニュースになっていたのです。
木村電器には取材の依頼が殺到。
社長はウハウハです。
急きょ、駅前広場に3時、ロボットのお披露目会をやると決断。
3人は、ロボットショーの1日だけと聞いていたと食い下がりますが、笑顔の社長に何も言えなくなります。
3人は、仕方なく鈴木爺さんのお宅へ。
しかし、鈴木爺さんは、ニュースで女性を救うロボットを見て、自分がそのロボットに入れられていたと気が付きます。
いんちきの方棒を担がされていたと知ったじいさんは怒り心頭で、3人を剣もほろろに追い返そうとします。
木村電器の一人はぶち切れ、爺さんが勝手なことをしでかすからこんなことになったと言い、爺さんは自分が入っていたと言いふらしてやると断言し、けんか別れで、3人はその場を追い返されます。
途方にくれる3人は、山間の崖近くの道路わきのスペースで、ワゴン車を止め、絶望に浸っています。
ついに、大きく車をバックさせ、崖下に向かって車を発進させようとしたそのとき、白バイが不信に思い、近づいてきます。
「こんなところで何してるんだね」
しどろもどろで答える3人。
免許証を見る警官が、どこかで見たことあるような顔だと言い、ふとワゴン車をみると、木村電器の文字。
ニュー潮風の開発者だと気が付き、3時から駅前の広場でお披露目会があったことを言い出します。
3人は、「道に迷ってしまって…」と言い訳。
親切な警官は、自分が駅前広場まで白バイで先導すると申し出ます。
結局、駅前広場に向かうことになります。
一方、鈴木爺さんは、行きつけの地元のコミュニティセンターに、話題のロボットの中には自分が入っていると言いふらしに行きます。
健康体操をしている講師に、体操どころではないと、事実を話すと、体操は中断、離れたところで、「今日が何月何日かわかる?」と聞かれ、仲間たちからは、ついにボケたと噂される始末。
だれからも相手にされない鈴木爺さんはまちをぶらぶら。
すると、お披露目会に走っていく子どもたちと遭遇。
つられるように鈴木爺さんも、駅前広場に向かいます。
駅前広場では、ロボット調整中と札が立ち、待ち切れず帰る人も。
鈴木爺さんも帰ろうとしますが、駅前広場横の横断歩道で真横をみると、泣き出しそうな3人が乗ったワゴン車に遭遇。
結局、ロボットを着て舞台に向かいます。
それからは怒涛のようなスケジュール。
イベントにテレビ取材と大変な人気です。
ロボットの姿で自由勝手にふるまう爺さん。
洗濯物の汚れを見分けたり、アナウンサーとダンスしたり、介護ロボットに対抗したり。
ロボットに入るのは自分しかいないのをいいことに、3人にもわがままし放題です。
昼食は超豪華、宿泊するホテルはマッサージ付き、ルームサービスも。
3人は経理に請求するも認められず、ほとほと困り果てています。
そんな3人からの節約の頼みには、爺さんは耳も貸しません。
3人は、ニュー潮風の大ファンとなった葉子からの依頼で、葉子の大学の講演会を引き受けます。
軽い気持ちで行ってみると、講堂満員の大規模なもの。
3人は雰囲気に流され、いきなり質疑応答からスタート。
危険予測はどうしているのか、など難しい機械構造の質問が投げられ、3人の取った方法は…
「いい質問ですね。ところで君はどうしていると思いますか?」
そこで3人は、機械工学を学ぶ参加学生の回答からロボット工学のイロハをとことん学んでいきます。
一方、爺さんはロボットから出ると、しがない爺さん。
孫にも相手にされないのは相も変わらず。
そこで、自分がニュー潮風の知り合いということにして、イベント会場に娘と孫を呼びます。
しかし、イベントが盛況のあまり、待ち合わせ時間に、待ち合わせ場所に行くことができません。
孫たちは、また爺さんにだまされたと文句たらたら帰っていきます。
追いかけるニュー潮風。
しかし、追いつくこともできず、息を切らし、肩を大きく上下し、タクシー乗り場で立ち尽くします。
息苦しさから、ここで鈴木爺さんはニュー潮風の仮面をとります。
そこへ、同時に開催されていたコスプレイベントに参加した人々が。
バレた…と真っ青になるのもつかの間、コスプレと間違えられ、駅前の打ち上げに参加することとなり、タクシーに一緒に乗り込みます。
同じニュー潮風の仮装をする制作工房の人と名刺交換をし、鈴木爺さんは、駅前では一人だけこっそりタクシーから降りず、孫の家へ。
孫の家では、娘がインターホンが鳴り玄関に出ると、ニュー潮風が一人で立っていてびっくりしますが、ニュー潮風の大ファンである孫たちは大喜び。
勝手知ったる我が家のように、足をふく雑巾の場所、孫の名前、ペンの場所などなんでも知っています。
サインを書き、孫を両脇に記念撮影。
記念撮影の最中、ニュー潮風を脱ごうと仮面に手をかけますが、やめて手を元に戻します。
タクシーで帰っていくニュー潮風。
大喜びで手を振り、見送る孫。
孫2人に囲まれて撮った写真は、爺さんの宝物になりました。
一方、大学生が回答したニュー潮風の仕組みをもとに、なんとかロボットを完成させようと、寝る間を惜しんで研究する3人。
爺さんには隠していますが、宿泊した旅館でそれを知ってしまった爺さんは、またさびしい気持ちに。
ニュー潮風ファンの葉子は大学4年生。
就職活動で木村電器をまわります。
説明会場で鉢合わせした木村電器の3人は、その子が入ればすべてばれてしまうと慌てて、帰り際の彼女を追いかけ
「君、ロボットには全然向いてないと思うよ」
と伝え、葉子は泣きながら帰ります。
葉子は、ロボット研究会の部室の、ニュー潮風グッズを泣きながらことごとく処分。
ふと、PC画面に、ニュー潮風に初めて出会ったとき、ニュー潮風の頭に直撃したテレビカメラの映像が映ります。
ニュー潮風の頭から飛び出た、髪の毛が1本。。。
中に人が入っていると確信した彼女は、テープをくれたテレビカメラマンをたずねますが、中に人間が入っている噂は、既にスポーツ新聞にも取り上げられており、相手にされません。
カメラを貸してもらい、3人に密着。
証拠写真を狙います。
ワゴン車に乗り込む爺さん。
出てくるロボット。
ワゴン車に乗り込むロボット。
出てくる爺さん。
しかし、なかなか焦点の合った写真が取れません。
夜、ゴミ出しに出てきた爺さんをゴミ捨て場で狙うも、ゴミを持った爺さんが近づいてきて、慌ててあとずさり。
道路に飛び出て、車にひかれそうになります。
そこで、爺さんが手を伸ばし、彼女を引き寄せます。
最初のニュー潮風との出会いのまま。
彼女の心の中で、ニュー潮風の正体を暴いてやろうという気持ちに変化が現れます。
しかし、ちょうど、カメラを貸してくれたテレビクルーが駆け付けます。
葉子が撮った証拠の写真を手に、爺さんから真実を聞こうと、家に乗り込んでいきます。
テレビクルーは、海外のメディアからも、人間が入っていると疑いをかけられたことから、急きょ開催されることになった会見で、真実を話してほしいと爺さんに頼み込みます。
会見当日、自信満々の社長と汗だくだくで記者の前に並ぶ3人。
一方、葉子は就職活動でほかの会社から帰るところ。
同じロボット部の同級生から、木村電器の人が訪ねてきて、預かっていたという書類を受け取ります。
中身をみると、ニュー潮風の図面。
ニュー潮風は本物で、自分のことを気にかけてくれていたことを思い、木村工業の会見会場へ向かいます。
一方、会見では、ニュー潮風は出てこないと説明を受けた記者たちが、どう証明するのかと3人を質問責め。
裏の非常階段では、ニュー潮風が、出番を待っていました。
そこで、盆踊りをバックに登場するニュー潮風。
湧く会場。
爺さんに真実を話すよう依頼していたテレビクルーが近づき、ニュー潮風の仮面をとろうと手をのばします。
あとずさりするニュー潮風。
近づくテレビクルー。
逃げるニュー潮風。
あとずさりしながら逃げるニュー潮風は、あとずさりし続け、窓を乗り越え、地面に落下します。
凍りつく会場。
窓に駆け寄る3人。
多数のテレビカメラが見守る中、落下したニュー潮風に3人が駆け寄ると、ロボットのニュー潮風がバラバラになっていました。
ロボットには、いつかのコスプレ会場で出会った、コスプレ制作工房のシールが貼られていました。
こっそりビニールをかぶせ、抱きつき泣きじゃくる3人。
こうして、ニュー潮風はロボットだったと証明されたのでした。
ところで、どうしてこうなったのか、というと…
あとずさりした鈴木爺さんの入ったニュー潮風が、窓から落下する瞬間、窓沿いにあったロッカーに隠していたニュー潮風のコスプレロボットを身代わりに落とし、自分はロッカーに隠れていたのです。
こうして、事件は一件落着。
そして、1年半後…。
木村電器に入社した葉子を含めたロボット部の4人が、ニュー潮風2号を、1週間後のロボット博でのお披露目に先立ち、地元のケーブルテレビに、紹介しています。
ウォーキングマシンの上で歩き出す2号。
ウォーキングマシンを速め、ニュー潮風2号が走る様子を見せます。
どんどん速くなります。
2号のあごが上がって…
ついに、窓の外にふっとばされて、落下。
場面は変わって、ニュー潮風の頃の、孫との2ショットを見ながら、就寝する鈴木じいさん。
電気を消したところ…
♪ピンポーン
ロボットにまた入ってほしいを頼みに来た4人が立っていましたとさ。
ちゃんちゃん。